2026年8月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]
匿名・流動型犯罪(トクリュウ)のスカウトグループ「アクセス」の撲滅など「夜の街」の治安対策に躍起になってきた警視庁保安課。6月22日、新たな標的を定めた。「台東区の吉原地区にあるソープランド『ルーブル』です。40年以上営業を重ねてきた老舗ですが、売春場所を提供した売春防止法違反容疑で経営者らが逮捕されました」(警視庁担当記者)。強制捜査後に担当記者たちの脳裏に浮かんだのは、女性を全国の風俗店に斡旋するアクセスの存在だ。昨年にも大井町地区のソープランド「湯喜」が同容疑で摘発。きっかけとなったのは、アクセスから従業員の斡旋を受けていたことだった。ソープランドを見る限り、売春防止法は“死文”同然だ。警察の胸先三寸で、通常営業していた店も容易に息の根が絶たれる。大井町「湯喜」の摘発は、アクセスを潰す姿勢を示すための見せしめと業界には映ったといわれる。 ………
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