<インサイド> 内調が「オフメモ集め」/官邸に告げ口恐れる財務省

2026年8月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]

「きょうは雑談しかしない。だから話すことはメモにしないでくれ」。財務省のキャリア官僚たちが記者と込み入った話をする際、最近こう切り出す場面が増えているという。新聞、テレビ、通信を問わず、経済部や政治部の記者は取材相手との会話をメモに起こし、社内で共有する文化が根付いている。匿名前提の「オフレコ」は官僚にとって自由に政策論を発信する場でもあった。ある経済官庁幹部は「安倍政権時代にも若手記者が上げたメモを編集幹部が旧知の取材先に転送し、回り回って『放談主』本人に届いて問題になった例があった」と苦笑する。だが、財務官僚たちが神経をとがらせるのは、内閣情報調査室がオフレコメモ収集に躍起になっているとの観測が霞が関で出回っているからだ。内閣情報官の首相向けブリーフィングでは、国内外の情勢が報告される。その中に財務官僚が記者に漏らしたオフレコメモの ………

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