2026年8月号 BUSINESS
6月、日韓の株式市場で時価総額トップ企業が20年ぶりに交代した。トヨタ自動車がキオクシアホールディングス(HD)に首位を譲り、韓国首位はサムスン電子からSKハイニックスに替わった。
世界ブランドのサムスンに比べて、SKハイニックスの知名度は低い。サムスンのように自社ブランドのスマートフォンやテレビを持たず、半導体メモリー単一事業のBtoB(企業間取引)企業のためだ。SKハイニックスは米エヌビディアに次いでAI特需の恩恵を受けている企業だ。半導体メモリーの高性能品「HBM」の技術開発でサムスンに先行、これがエヌビディアのAI半導体に組み込まれて爆発的に販売を伸ばした。この僥倖でSKハイニックスの時価総額は7月上旬時点で180兆円規模となった。国内ではキオクシアHDがトヨタを抜いて大騒ぎになったが、SKハイニックスの時価総額は、その4倍に達するのだ。日本に三菱、三井、住友 ………
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