三井化学や旭化成の後塵を拝し、住友化学も立ち直り、絶対王者だけが立ち往生。
2026年7月号 BUSINESS
国内化学業界で絶対王者の三菱ケミカルグループがもがき苦しんでいる。稼ぎ頭だった石油化学事業の構造改革に出遅れ、市場からの評価は本来、格下だったはずの三井化学や旭化成の後塵を拝している。経営危機に瀕していた住友化学も立ち直り、大手石化メーカーの中では三菱ケミカルGのみが立ち往生する。久々の保守本流である石化出身者として期待されて就任してから3年目。迷える社長の筑本学は崖っぷちだ。「先頭を走るつもりで技術開発や投資に臨まねば」5月末、福岡市であったアジア石油化学工業会議(APIC)に伴い開かれた会見の席上、筑本はこう力を込めた。韓国をはじめ域内27カ国・地域の石化業界団体が集うAPICに、筑本は国内業界団体である石油化学工業協会(石化協)副会長として出席。話題となった低炭素化技術や原料多様化に対する持論を熱っぽく説いた。7月に予定する石化協会長就任を前に ………
オンラインサービスをご利用いただくには会員認証が必要です。
IDとパスワードをご入力のうえ、ログインしてください。
FACTA onlineは購読者限定のオンライン会員サービス(無料)です。年間定期購読をご契約の方は「最新号含む過去12号分の記事全文」を閲覧いただけます。オンライン会員登録がお済みでない方はこちらからお手続きください(※オンライン会員サービスの詳細はこちらをご覧ください)。