<インサイド> 日銀が共同通信と「手打ち」/総裁が4年ぶりに講演会登壇

2026年6月号 DEEP [ディープ・インサイド]

日銀は中東情勢の緊迫化の影響を見極めるため、4月の利上げを見送った。市場では、6月15、16日に開かれる次の金融政策決定会合で、利上げに踏み切るとの観測が広がっている。そうした中、日銀の植田和男総裁が会合直前の6月3日に東京都内で講演するが、利上げの是非を占う上で、発言内容に注目が集まっている。メディアや市場関係者の間では、この講演会に対し、別の注目をしている。それは講演の場が、共同通信が主催する「きさらぎ会」だったことだ。きさらぎ会は1950年設立で、各界の著名人が登壇する「日本で最も歴史ある会員制の講演会組織」とうたう。ライバルの時事通信が主催する内外情勢調査会と並ぶ名門の講演会組織だ。過去には日銀総裁がきさらぎ会で1年に1回程度、講演していた。しかし、ある「事件」をきっかけに登壇が見送られていた。2022年6月の講演で、当時の黒田東彦総裁が「企業の ………

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