東海版「メガ地銀」胎動/「あいち・百五・大垣共立」統合の足音

2026年6月号 BUSINESS

無風だった東海地域でにわかにあるシナリオが浮上している。あいち銀行を擁するあいちFG、百五銀行、大垣共立銀行の3グループを巡る経営統合だ。仮に3グループ統合が実現すれば、総資産21.3兆円と、地銀トップクラスの東海版「メガ地銀」が誕生することになる。なぜ、この3行の組み合わせなのか。背景には①しずおかFGと名古屋銀行の経営統合の影響、②旧東海銀行の厚い壁、そして③ありあけキャピタルの存在、が挙げられる。3月27日に発表されたしずおかFGと名古屋銀行の経営統合が、あいち銀行など競合他行の動揺を惹起したのは想像に難くない。さらにいうと、愛知県内で最大シェアを誇るのは、名古屋銀行でもあいち銀行でもなく、旧東海銀行時代の圧倒的な店舗数と取引先数を引き継ぐ三菱UFJ銀行だ。帝国データバンクによると、三菱UFJ銀行の愛知県内のメインバンクシェアは18.88%とトップを占め(2025 ………

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