2026年6月号 BUSINESS [「半導体」企業研究]
「2025年度から3年分は売り切れだ」。日本唯一のNAND型フラッシュメモリーメーカーであるキオクシアホールディングス(HD)の関係者はこう打ち明ける。半導体メモリーは好景気にわいている。AI(人工知能)の急拡大による需要増と供給ひっ迫による売価の向上が合わさり、メモリー各社の決算は過去最高水準を維持する。キオクシアHDの26年3月期連結決算は過去最高を更新。27年3月期の営業利益は3兆円を超える公算も強まっている。投資家の関心も強く、株価は24年12月の上場時から30倍以上となっている。空前絶後の株価上昇で、時価総額は軽く20兆円を超え、日立製作所を上回る。業績、株価ともに好調な同社だが、分水嶺は3年後にある。
現在の半導体市場はAIが成長ドライバーになっている。半導体産業協会によれば、半導体産業の26年売上高は初めて1兆ドル(約157兆円)を超える。AIを駆動させる半導体 ………
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