怒涛のような外国勢の日本株買い。為替市場で円は売りから買いの対象へ変わる兆しも。
2026年3月号 BUSINESS
乾坤一擲の大勝負に勝った高市早苗首相。株式市場で「高市ユーフォリア(陶酔感)」が起きている。日経平均株価は選挙前の2月6日に5万4253円68銭から、選挙翌日の9日には5万6363円94銭に2100円あまり上昇。12日には一時5万8000円台に乗せた。勝ち馬に乗れとばかりに、買いが買いを呼んでいる。衆議院で3分の2の議席を得たことで、腰を据えた経済運営が期待できる。世界の政治が不安定さを増すなかで、日本は「政治的安定の孤島」として存在感を増す。買いの理屈は後から付いてくる。不思議なのは、選挙前にはあれだけ指摘されていた、債券売りと円売りが目立って起きていないことである。ただでさえバラマキが批判されるなか、選挙公約として消費税減税まで打ち出したのだから、債券、為替市場が警告を発するはず。それがメディアに出てくる専門家のご託宣だった。いざ蓋を開けてみると、10年物日本国債 ………
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