2026年2月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]
製薬の業界団体である日本製薬団体連合会(日薬連)トップの安川健司会長(アステラス製薬会長)が舌禍事件を引き起こした。病院で処方される医薬品の価格(薬価)などを議論する厚生労働相の諮問機関・中央社会保険医療協議会(中医協)で「我々は営利団体」「ボランティアではない」と言い放ち、厚生労働省や日本医師会(日医)をはじめ各方面から総スカンという状況に陥っている。「これでは製薬会社が利益ばかりを追い求めているイメージを与えてしまう。余計な発言だった」(競合首脳)との声は身内である業界からも湧き出ており、信頼を失いかけている。失言があったのは2026年度からの薬価を決めるための議論をしていた昨年12月10日の中医協薬価専門部会。政府は膨らむ一方の社会保障費抑制のための“調整弁”として、製薬企業の利益を左右する薬価をあの手この手で削減しようとするが、それへの反 ………
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