2026年2月号 BUSINESS [商略「探照灯」]
あらゆるモノがインターネットに繋がるIoT(Internet of Things)の波及で製造業の現場が劇的に変わる「第4次産業革命」。ドイツ政府が後に国家戦略となるこの概念を初めて提示したのは2011年4月に開かれた産業機器の国際展示会「ハノーバー・メッセ」でのことだった。あれから15年。内外の巨大メーカーがDX(デジタルトランスフォーメーション)やAI(人工知能)の収益化に苦戦する中、地味ながら光彩を放ち始めた企業がある。横河電機である。「まだ評価運転中だが、成功すればグローバルに展開していきたい」。2025年11月4日、第2四半期決算説明会の質疑応答で横河電機社長の重野邦正(57)は言葉を選びながらこう語った。問われたのは10月29日に発表した案件。サウジアラビアの国有石油会社サウジアラムコが運営する天然ガス処理施設に横河が開発したAI制御システムの導入が決まったのだ。既にサウ ………
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