実質金利は深いマイナス。どこにも痛みが出ない出口政策はあり得ない!
2026年2月号 BUSINESS
年末年始に多くの親族や友人に会ったのだが、その際に驚かされたことがあった。金融や資産運用にこれまで全く興味を持たなかった人たちから相次いで、「銀行に預金していると金利がインフレに負けて元本が目減りしちゃうんでしょ?どうしたらいい?」と不安気な表情で尋ねられたからである。投資に積極的な人は数年前から気付いていた話ではあるが、ここに来ていわゆる“インフレ税”を懸念する人が急速に増えてきたように感じられる。政府・日銀はこの状況を甘く見ない方がよいだろう。図表は主な中央銀行の現在の政策金利から最近のインフレ率を差し引いた「実質政策金利」を表している。日銀は12月に政策金利を30年ぶりの0.75%へ引き上げたが、それでも日本の実質金利は突出して低く、深いマイナス圏にとどまっている。金融機関の預金金利は基本的に中銀の政策金利に連動する。よって我々が持っている ………
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