号外速報(12月5日 19:15)
2026年1月号 BUSINESS
11月18日、電池メーカーとして知られる東証プライム上場のマクセル(本社・東京都港区)が、発行済み株式15.9%の自社株買いを発表した。 東京証券取引所のTOSTNET―3(自己株式立会外買付取引)を使って買い取った。市場関係者は「マクセルはどうしたのか?」と訝しがったが、理由はほどなくして判明した。
翌19日、マクセルの大株主である米タイヨウ・パシフィック・パートナーズが大量保有報告を提出。保有していたマクセル株13.11%分を全て売却したことを明らかにした。 「要はタイヨウの出口をマクセルが用意したのだ」(前出関係者) 今年に入ってタイヨウの保有株売却が続いている。マクセル以外にもラクーンホールディングス(HD)、アルバック、ネクセラファーマ、NISSHA、ペプチドリームなどの株式が売られた。なぜか? 事実上、解散したからだ。 すでにリミテッド・パートナー(LP)と呼 ………
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