神風!/上場来高値の三菱重工に「フリゲート艦」特需

2000年1月7日に348円だった株価は25年11月4日に上場来高値の4699円をつけた。

2026年1月号 BUSINESS

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2025年8月4日、オーストラリアのアルバニージー政権は国家安全保障会議で同国海軍の次期汎用フリゲート艦として、三菱重工業が提案した「もがみ」型護衛艦の改良タイプ(もがみ改良型)を次期汎用フリゲート艦として採用すると決定した。豪州政府はもがみ改良型に10年間で100億オーストラリア・ドル(約9600億円、1豪ドル=約96円)を投じる。全11隻のうち初期の3隻は日本で建造し、残り8隻はオーストラリアの西オーストラリア州パースにあるヘンダーソン造船所で建造する予定だ。24年2月にオーストラリアが水上戦闘艦隊に関する国防戦略見直しを公表した際は、「もがみ改良型」以外に独ティッセンクルップ・マリン・システム(TKMS)が開発した「MEKO A200」、スペインのナヴァンシア社が手がける「Alfa3000」、韓国ハンファ社の「テグ級バッチ2型」、同ヒュンダイ社の「テグ級バッチ3型」が候補に挙が ………

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