メットライフ生命が人事「内紛」/金融庁が「あこぎ変額保険」に激怒/後任の「社長探し」も迷走

号外速報(11月17日 16:30)

2025年11月号 BUSINESS [号外速報]

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米国系生命保険会社であるメットライフ生命保険が内紛に揺れている。代理店部門のトップが事実上解任され、「責任のなすり付け合い」が繰り広げられている。一方、後任の社長候補探しが行われているが、外部人材から次々と断られるなど、内部崩壊の様相を呈している。

えげつなく、あこぎな、社内向け資料

メットライフ生命(旧アリコジャパン)は世界有数の保険グループの米メットライフの日本法人で、1973年に外資系として初めて日本で営業を開始。2024年度の保険料等収入が2兆2106億円と外資系のなかでは首位に立つ。そんなメット社の社員らに今月、一通の文書が届いた。「代理店部門のリーダーシップ変更についてお知らせします」 こんなタイトルで代理店部門責任者である滝内榮世・執行役員常務の退任を伝えるものだった。滝内氏は11月末に執行役員を外れ、来年3月末には会社からの籍もなくなるという。通知文では滝内氏について「素 ………

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