日本保守党共同代表の河村たかし衆院議員（76、愛知1区）が10月2日、威力業務妨害と脅迫の罪で、同党代表の百田尚樹参院議員（69、比例代表）に対する告訴状を東京地検特捜部に提出した。党の運営を巡って百田氏と対立が続く河村氏は同8日に離党を表明し、記者会見で「党勢拡大の手法の違いは埋め難かった。我慢を続けたが、信頼関係を築くのは不可能だと判断した」と述べた。新党の旗揚げや他党派との連携を目指すと見られる。本誌が関係者から入手した告訴状によると、河村氏が百田氏から威力業務妨害と脅迫の被害を受けたと主張しているのは4月22日午後5時ごろ。場所は同党の島田洋一衆院議員（67、比例近畿）が使用する衆院第2議員会館506号室の応接室で、同党関係者と協議中の河村氏に対し、百田氏は右手に持っていたペットボトルを投げつけ、威力を用いて河村氏の業務を妨害したとしている。さら ………