ホンダ次世代EVに赤信号!/ルネサスに3ナノ半導体は無理/クアルコムに乗り換えも

号外速報(9月5日 17:30)

2025年9月号 BUSINESS [号外速報]

  • はてなブックマークに追加

ホンダ肝いりの次世代電気自動車(EV)「Honda0(ゼロ)シリーズ」の投入時期が遅れる可能性がにわかに浮上している。原因は、半導体大手、ルネサスエレクトロニクスが担当する自動運転実現のカギを握る半導体の開発苦戦だ。業界ではルネサスの開発力を疑問視する声も漏れる。 Honda0シリーズは2026年前半に北米で市販化。「原点に立ち返り、移動体を0から考え直す。」をコンセプトに社運を賭けた次世代EVで、30年までに7モデルをグローバルで投入予定だった。 ところが、米トランプ政権の誕生でEVの視界が一変。5月にはEVで30年度までに10兆円としていた投資計画を7兆円に減額すると明らかにした。加えて、27年投入予定だった大型スポーツタイプ多目的車(SUV)の開発も中止した。米国でEVに逆風が吹く中、戦略変更を余儀なくされた。だが、逆風はそれだけではない。 同シリーズの目玉は「レベル3」の ………

ログイン

オンラインサービスをご利用いただくには会員認証が必要です。
IDとパスワードをご入力のうえ、ログインしてください。

FACTA onlineは購読者限定のオンライン会員サービス(無料)です。年間定期購読をご契約の方は「最新号含む過去12号分の記事全文」を閲覧いただけます。オンライン会員登録がお済みでない方はこちらからお手続きください(※オンライン会員サービスの詳細はこちらをご覧ください)。