「差別主義」「フェイク」「カルト」などと非難されながら「驚異の躍進」を遂げた理由。
2025年9月号 POLITICS
7月20日投開票の参院選で「日本人ファースト」を掲げ、改選1議席に対し14議席を獲得した参政党。「差別主義」「フェイク」「カルト」などと非難される中で、驚異の躍進を遂げた。この党と今回の投票結果をどのように考えればいいのだろうか――。「なぜ参政党が支持を集めているのか。『日本人ファースト』というキャッチコピーが皆さんの胸に届いたからだ。国民の暮らしを安定させるため、減税や積極財政をやらないといけない。毎回、国民に訴えて心をつなげて票を得ている。これが本来あるべき政治の姿だ。勝っても私は決して浮かれない。安心して投票してください」投票前日の夜、参政党の神谷宗幣代表は東京・芝公園で最後の遊説に臨み、1万人を超える聴衆に向かってこう呼びかけた。千葉県から来た聴衆の男性(55)は朝日新聞記者の取材に「東京都内のホテルも外国人観光客だらけで高騰して、キャパ ………
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