世界の軍事通が驚愕!/荒ぶる中国製「J10C」戦闘機/仏ラファール戦闘機を撃墜

2025年9月号 POLITICS

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中国が2015年5月に発表した産業政策「中国製造2025」はスタートから10年が経過した。中国における独裁国家資本主義モデルの象徴的な施策で、重点分野に選んだロボットや先進的鉄道設備、ハイテク船舶建造、航空・宇宙設備、EV、次世代IT(情報通信)技術など10分野で世界を制することを目指した。中国の参考書は常にソ連とロシア。習近平国家主席がソ連崩壊から学んだ最大の教訓は経済的自立だ。ソ連は持てる経済力の全てを重工業、中でもエネルギーと兵器に集中させて失敗した。習氏はあらゆる製品を生産し、米国が科す経済制裁や技術的制限に対抗しながら世界市場で中国製品のシェアを高め、米国と対峙できる経済力と国力を備えようと考えた。その具体策が中国製造2025だ。重点分野は①次世代情報技術(半導体や5G通信規格)、②工作機械・ロボット、③航空・宇宙設備(大型航空機、有人宇宙飛行)、④海 ………

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