号外速報(6月5日 17:50)
2025年6月号 POLITICS [号外速報]
6月1日、ロシアのムルマンスク州、イルクーツク州、イヴァノヴォ州、リャザン州、アムール州にある空軍基地が、ウクライナから運び込まれた117機のドローン(小型無人機)によって攻撃された。ウクライナ側はドローンの攻撃はロシア軍の戦略爆撃機41機に命中し「少なくとも13機を破壊した」と声明を出した。ゼレンスキー大統領はロシアや東欧で普及しているSNSのテレグラムで、この攻撃を「蜘蛛の巣作戦」と呼んだ。大統領は作戦の準備に1年6カ月と9日かかったことを明かし、「間違いなく歴史の本に残る」と自賛した。
ロシア国防省は「一部の機体が損傷した」と認めたが、それ以上の情報は出ていない。ウクライナが公表した映像を解析した英BBCは、ムルマンスクのオレネゴルスク空軍基地やイルクーツクのベラヤ空軍基地で戦略ミサイル搭載爆撃機「Tu-95」「Tu-22」「Tu-160」などが損傷したこと ………
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