「AIのスプートニクショック!」。「深度求索」の創業者、梁文鋒はいまや中国のヒーロー!
2025年4月号 DEEP [待望の「ゼロ・トゥ・ワン」]
旧正月の大晦日(除夕)に中国中央テレビ(CCTV)で放送されるテレビ番組「春晩(春節連勧晩会)」は出演者数や視聴者数でギネスブックにも認定されるほどの人気番組だ。中国の紅白歌合戦とも評されるが、規模や演出は本家をはるかにしのぐ。今年の「春晩」で視聴者の話題をさらったのが人型ロボット(ヒューマノイド)による一糸乱れぬダンスである。演出は映画監督の張芸謀で、16体のヒューマノイドがハンカチを手に、新疆芸術学院の女性ダンサーとともに伝統的な田植えの踊り「秧歌」を舞った。「福兮(フーシー)」と名付けられたヒューマノイドを開発したのは中国のロボットベンチャー企業「宇樹科技(Unitree Robotics)」である。その技術力は今や米国の「ボストン・ダイナミクス社」と双璧である。「福兮」は360度3DレーザーSLAMで自らの位置を正確に認識し、自律ナビゲーションで移動を制御し ………
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