横浜銀行が解き放たれた「マロ(寺澤辰麿)」の呪縛

コンコルディアFG初代社長の寺澤辰麿(77)。横浜銀に「失われた10年」をもたらした、忌まわしい旧大蔵省の天下りだ。

2025年3月号 BUSINESS

プライム市場に上場するコンコルディア・フィナンシャルグループ(FG)が1月29日、6月に開く株主総会での決議を経て企業名を変更すると発表した。もっともコンコルディアFGといって、どんな金融グループなのかを認識している人は少数だろう。傘下に地銀最大手の横浜銀行、神奈川銀行、東京を地盤とする東日本銀行の3行を置く地銀グループだ。コンコルディアFGが発足したのは横浜銀行と東日本銀行が経営統合した2016年。2行が上場廃止となり、持株会社のコンコルディアFGが東証1部に上場した。わずか9年で名称を変更するのは、この名前が全くイケてないからだ。100年以上の歴史を持ち、国内最大の地銀として名声を誇ってきた横浜銀行の名前なら多くの国民が知っている。だが、コンコルディアFGの名前が株式欄にあっても、それが横浜銀行の親会社だとは想像がつかない。その結果、個人投資家の比率が急降 ………

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