前年の11位から急浮上。経済安全保障やESGなどの領域に力を入れ、社会課題の解決がパーパス。
2025年1月号 BUSINESS
東京大学新聞によると、2024年春に就職した学部卒業生の就職人気ランキングで、コンサルティング会社のEYストラテジー・アンド・コンサルティング(EYSC)が前年の11位から急浮上し、1位の座を獲得した。2位がアクセンチュア、3位が同数でアビームコンサルティングと三菱商事だった。人気ランキング上位にコンサルティング会社が集中している。これは最近の傾向として顕著で、給料の高さなどから学生が流れていると見られる。ところが今回、EYSCが急浮上したのには他にも理由がある。どうも同社が掲げる「パーパス(存在意義)」が学生に響いていると見られるのだ。同社を含めたEYグループのパーパスは、「Building a better working world(より良い社会の構築を目指して)」。この考えをビジネスの現場に落とし、まず収益ありきではなく、社会課題の解決をコンサルティング会社として目指していくこと ………
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