日本政治の「カタストロフィ」/野党に政権をわたして出直す策も/芹川洋一・コラムニスト

この先、政治の大変動がどういうかたちで訪れるのか。夏の参院選の前なのか後なのか、それとも、もっと早く春の嵐となって吹き荒れるのか……。

2025年1月号 POLITICS [どん詰まり「自民党」]

2025年は日本政治にとって節目の年だ。戦後80年、自民党結党から70年である。1979年の大平正芳首相番から45年、二十数代の政権の興亡をウォッチしてきた記者として、ここまで先々の政治の展開が予測できないのもあまり記憶にない。壊れては復活してきた自民党を中心とする政治の秩序が70年目にして遂にどん詰まりに来ている予感がする。それはもちろん24年10月の衆院選で自民党が惨敗、少数与党政権となったことから来るものだが、戦後政治の一大転機ともなっている。政治を動かしていくときのソフトウェアである政権のありよう、政策決定のやり方、国会運営の進め方が大きく変わらざるを得ないからだ。この先、政治の大変動がどういうかたちで訪れて来るのか、夏の参院選の前なのか後なのか、それとも、もっと早く春の嵐となって吹き荒れるのか。25年が新たな権力秩序を求めて動き出す年になるに違いな ………

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