共同通信の靖国参拝を巡る大誤報/水谷社長の「進退」に発展か/「度重なる不祥事」「偏向した報道」に批判

号外速報(12月01日 12:30)

2024年12月号 POLITICS [号外速報]

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共同通信が大誤報に揺れている。11月24日に新潟県佐渡市で開催された世界文化遺産「佐渡島(さど)の金山」の労働者追悼式典について、日本政府を代表して出席した生稲晃子外務政務官が2022年8月15日に靖国神社を参拝したとする共同通信の誤った報道が影響し、当初は出席することで合意していた韓国の政府関係者が参加を急遽見送ったからだ。ところが、式典の直後に生稲氏は靖国神社を参拝していない事実が判明。同社の誤報が日韓の外交関係に深刻な打撃を与える結果を招いた。かかる事態を受け、同社は25日夜に「生稲氏は参拝しておらず、誤った報道でした」との訂正とお詫び記事を配信した。その翌日には加盟社に対し、誤報を生んだ原因などを詳細に説明した内部文書を配布した。

「沖縄県議選」投票結果でも大誤報

本誌が独自に入手したその文書によると、国会議員による靖国神社参拝は共同通信と時事通信、NHKの3社で協力し、国 ………

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