「北海道10区」から出馬?/「鈴木直道」知事の国政転身

自公推薦の知事は今回の負け戦で応援に入らず。噂される国政転身でどう立ち回るか。

2024年12月号 DEEP

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自民・公明の与党議席数が過半数割れした10月27日投開票の衆院選。自民党の裏金問題がクローズアップされ、近年になく与党に厳しい風が吹いたこの選挙で、従来から立憲民主党が強い地盤を誇る北海道では12の小選挙区のうち、与党が議席を獲得したのはわずか3選挙区にとどまった。

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特に道都札幌を選挙区に含む1~5区はすべて立憲民主党の候補が当選した。2009年の政権交代選挙以来の惨敗となった責任を指摘されているのが、自公推薦の知事、鈴木直道だ。鈴木の北海道内での人気はずば抜けている。地元紙が4月に実施した調査では鈴木道政の評価は「大変良い」と「まあ良い」があわせて72%に達した。2期目に入っても鈴木の道政運営への支持は厚く、“鈴木人気”にあやかろうと、二連ポスターの相手に鈴木を選んだ与党候補も多かった。逆風が予想された選挙戦でも、当初は「できる限り、選挙区に入って応援 ………

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