石破首相が異例の「緊急通達」/「自公過半数割れ」の重大岐路/現職大臣がバタバタ落選、公明党代表も/国民民主に触手/瞬く間に衰える「求心力」

号外速報(10月23日 18:00)

2024年11月号 POLITICS [号外速報]

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10月27日に投開票される衆院選(定数465)の終盤情勢が判明した。

本誌が入手した大手マスコミ各社の情勢分析などによると、政治資金パーティーに関する裏金問題への有権者の反応は厳しく、与党(自民、公明両党)は過半数(233議席)に届かない厳しい情勢だ。

現時点では自民が公示前の247議席から40以上減らし、公明も同32議席から5議席以上減らす可能性がある。

さらに自民は現職大臣がバタバタ落選し、公明も石井啓一代表が競り負ける……そんな悪夢にうなされている。

自民は無所属で当選した議員を追加公認することで、何とか与党で過半数を確保したい構えだ。最終的な投票先を決めていない有権者も3割ほどいるほか、投票率によっても選挙情勢は大きく変動する。

「坂井」「伊藤」「牧原」「小里」の命運

危機感を募らせた石破首相(自民党総裁)は10月21日、都道府県の全選挙支部に対し、異例の「緊急通達」を発した。

<選挙は、 ………

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