首相の任に堪えない「嘘つき石破」

その変節ぶりは凄まじく、衆院選で何を訴えても全く信じられない有権者がきっと多いだろう。

2024年11月号 DEEP

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高市政権だけは勘弁という消去法により自民党総裁選を勝ち抜き、首相となった石破茂氏。ところが、就任の前後で言うこと、やることがまるで違うことから「うそつき」「言行不一致」と非難されている。その変節ぶりは凄まじく、衆院選で何を訴えても全く信じられない有権者はきっと多いだろう。

高市氏に「次は勝てない」

最も大きな変節は、10月9日夕の衆院解散だ。9月14日の総裁選候補者会見で「首相になれば、できるだけ早期に衆院を解散する」と述べた小泉進次郎元環境相に対し、石破氏は「世界情勢がどうなるかわからないのに『すぐに解散します』という言う方はしない。国民に判断してもらう材料を提供するのは新しい首相の責任だ」と反論した。そのうえで石破氏は「本当のやりとりは予算委員会だ」として、衆院解散は、首相の所信表明演説とそれに対する各党代表質問に続き、全閣僚と野党が一問一答で論戦する衆参両院予 ………

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