筑波大学や海外留学も選択肢。大切なことは、将来の天皇としてさまざまな素養や資質を磨くことであろう。
2024年10月号 DEEP
9月6日、18歳の成年を迎えた秋篠宮家の長男、悠仁親王。皇族の成年行事「加冠の儀」や新年の一般参賀などの宮中行事を含む公務デビューは、学業優先のため、高校卒業後の来年春以降に行われる予定だが、その前に立ちはだかる大学進学や宮家任せの「帝王学」などの難問も山積している。悠仁親王の大学進学や帝王学の行方を探った。男性皇族の成年は1985年の秋篠宮以来39年ぶりで、悠仁親王は、2022年の民法改正で成人年齢が20歳から18歳に引き下げられて以降、成年となる初めての皇族だ。皇族の成年式「加冠の儀」はこれまで誕生日当日に行われてきたが、筑波大学附属高校3年で大学進学を控えているため、学業を優先して高校卒業後の来春以降に実施する。これに合わせて新年の一般参賀などの宮中・皇室行事に参列するのも、成年式終了後になる見通しで、当初、悠仁親王の参列の可能性も取りざたされてい ………
オンラインサービスをご利用いただくには会員認証が必要です。
IDとパスワードをご入力のうえ、ログインしてください。
FACTA onlineは購読者限定のオンライン会員サービス(無料)です。年間定期購読をご契約の方は「最新号含む過去12号分の記事全文」を閲覧いただけます。オンライン会員登録がお済みでない方はこちらからお手続きください(※オンライン会員サービスの詳細はこちらをご覧ください)。