スクープ! 鹿児島老舗百貨店「山形屋」/再建計画から3メガバンク撤退

山形屋と鹿銀は口うるさいメガ3行が抜けてホッとしているかもしれないが、一層ガバナンスが利かなくなる恐れ。

2024年10月号 BUSINESS

360億円の負債を抱えて経営が行き詰まった、鹿児島県唯一の百貨店「山形屋」とグループ16社について、110億円の金融支援を柱とする「事業再生ADR手続き」が成立したのは5月28日のことだった。同日、鹿児島銀行(鹿銀)の郡山明久頭取は「山形屋は地域のあらゆる世代にとって無くてはならない百貨店。メイン行としてしっかりと支えていく」とのコメントを出し、ひと安心と思われたが、再建を支える銀行団から早くもメガバンク3行が相次ぎ撤退したことがわかった。真っ先に抜けたのは三菱UFJ銀行。ADR成立からわずか一月後の6月28日、企業再生ファンドの「ルネッサンスキャピタル」(東京都港区)に貸出債権を譲渡した。7月10日には三井住友銀行が続いた。譲渡先は同じくルネッサンス。さらに7月30日にはみずほ銀行が「AYH・アセット・マネジメント」(新宿区)なる会社に譲渡した。金融関係者によれば、A ………

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