リ・ジェネレーション尾端代表との関係を質されたナガホリの営業幹部が弁護士を突き飛ばしてヒアリングから逃亡、自宅待機に。
2024年9月号 DEEP
「スイートテンダイヤモンド」で知られる東証スタンダード上場の宝飾品大手「ナガホリ」の経営権をめぐる争いで新展開があった。振り返ると、2年前に「リ・ジェネレーション」(東京・芝、尾端友成代表)という会社がナガホリの約10%の筆頭株主に突如登場し、長堀慶太社長ら現経営陣との戦いの火ぶたが切られた。リ・ジェネ社は昨年3月の臨時株主総会と6月の定時総会で取締役の選任などを求める株主提案を行ったものの、いずれも否決され、今年6月の定時総会では剰余金の配当について「連結純資産配当率(DOE)3%」とする株主提案を行ったが、賛成票は2割にとどまり、みたび敗北を喫した。尾端氏は行政処分を受けたマルチビジネスにかかわった過去があり、仮に同氏がナガホリの経営権を握れば、銀行や取引先の信用を失うとして経営陣は必死に抵抗している。今年の総会前の6月5日にはリ・ジェネ社とつ ………
オンラインサービスをご利用いただくには会員認証が必要です。
IDとパスワードをご入力のうえ、ログインしてください。
FACTA onlineは購読者限定のオンライン会員サービス(無料)です。年間定期購読をご契約の方は「最新号含む過去12号分の記事全文」を閲覧いただけます。オンライン会員登録がお済みでない方はこちらからお手続きください(※オンライン会員サービスの詳細はこちらをご覧ください)。