共産党が地方組織に異例のSOS。「記者派遣など編集体制強化に協力を」叫ぶ!
2024年8月号 POLITICS
「文春砲」と並び自公連立政権を揺るがすスクープを連発する共産党の機関紙「しんぶん赤旗」。その赤旗が、記者の急激な減少により、財政面だけでなく編集体制の面でも発行が危ぶまれる危機に瀕している。党本部は6月7日、地方組織に対し、都道府県所属の赤旗専任記者らを東京の編集局に派遣するよう求める通達を出した。止まらない党員の減少や赤旗購読者の落ち込みで疲弊する地方の現場は頭を抱えているという。底流には、党員の高齢化という構造的な問題があるだけに、抜本的な打開策を打ち出すのは容易ではなさそうだ。ネット上に流出した都道府県委員長宛ての親展文書
この通達は「『しんぶん赤旗』の安定発行を維持するため、記者派遣をはじめ、編集体制強化に特別の協力をしていただくことについてのお願い」と題する中央委員会書記局発、都道府県委員長宛ての親展文書。党の最高指導機関であ ………
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