深層レポート/起業家の雄「山田メルカリ」/米国事業「ようやく撤退」

起業して間もなく立ち上げた米国事業は鳴かず飛ばず。「ようやく撤退」の観測が出ている。

2024年8月号 BUSINESS

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「スタートアップの雄」ともいわれるメルカリが米国から撤退するのではないか――。そんな見立てが広がっている。

解消されないボトルネック

きっかけはシティグループ証券が6月3日に発表したレポートだ。「メルカリが米国事業における戦略的転換の可能性を示唆している」。レポートは8月の通期決算のタイミングで詳細が明らかになる、とも書いており、以来、低迷していたメルカリの株価は上向きになっている。スタートアップ関係者はこう解説する。「米国に進出したのは2014年。道路沿いに大きな看板を出して認知度向上を図るなど市場開拓に精力的に取り組んだものの、10年経って存在感がほとんどない。現地の従業員はテレワークが基本とはいえ、シリコンバレーにあるオフィスも大幅縮小していてそろそろ手を打つのではないかと噂になっていた」株式市場の見方も厳しい。「今後の道筋も示せていない。多くの投資家は撤退すべきと ………

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