どういうわけか、香港上場企業を相次ぎ掌中に収め、何らかのスキームによって巨額の資金調達を目論んでいる模様。
2024年7月号 DEEP
本誌が取り上げてきた不動産投資商品「みんなで大家さん」の周辺が相変わらず騒がしい。5月20日、営業者の「都市綜研インベストファンド」(ファンド社)はじめ「共生バンク」の傘下各社は一斉に仰々しい発表を行った。投資用サイト運営企業の代表者らに対し刑事告訴に及んだのだという。名指しこそしていないが、東証上場のファーストロジックが運営するサイト「楽待」が報じた記事に対する動きと見られる。件の記事は3月27日付。すでに1千億円超の出資金を集めている成田空港近くの山林開発に関し、いまだ造成中であり分配金の原資について不透明感が拭えないなど疑問を呈する内容だった。ファンド社によれば、告訴に起用したのは大坪弘道・元大阪地検特捜部長ら検察出身弁護士2人。その行方は興味深いところだが、じつは同商品を巡ってはこの間、海外でも気になる動きがある。「総裁」としてグループ ………
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