号外速報(5月23日 16:00)
2024年6月号 POLITICS [号外速報]
「女系天皇を認めないことや(女性皇族の配偶者や子を)皇族として認めないならば、皇位継承の安定確保には直結しない」。皇位の安定継承に向けた皇族数の減少対策を巡り、自民党の船田元・衆院議員(栃木1区)が、皇位を男系継承に限定し、女性・女系天皇を排除する自民党案を公然と批判していたことが、明らかになった。
皇位の男系継承を唱える議員が多い自民党内にも過去に女性天皇を容認する発言をしている議員はこれまでもいたが、5月の連休明けから国会を舞台に始まった皇位の安定継承に関する各党協議を前に、自民党内で女系天皇についても容認の考えを明確にした動きはこれが初めてだ。自民党の「安定的な皇位継承の確保に関する懇談会」(座長・麻生太郎元首相)が国会議員を対象に実施した皇位の安定継承に関する意見聴取で、自民党案に批判的な見解を唱えた船田議員の“異論”を握りつぶ ………
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