「国民と苦楽を共にしながら務めを果たす」道を選んだ愛子さまの人生の選択に称賛の声。
2024年5月号 LIFE
天皇家の長女、愛子内親王は大学卒業後の4月から、雅子皇后が名誉総裁を務める日本赤十字社(日赤、東京都港区)で社会人としての一歩を踏み出した。多くの関係者が予想していた、大学院へ進学して研究者をめざす道ではなく、皇室とゆかりの深い日赤で福祉に携わる人生の選択に国民の称賛の声は高まる一方だ。背景には、かつて外務省のキャリア外交官だった雅子皇后の影響も見逃せない。体調が万全ではない皇后と一心同体で天皇を支える「三位一体」の令和皇室の一端が見えてきた。
「とても明るくてさわやかな笑顔が素敵でした」伊勢神宮に35年間奉職した三重県伊勢市在住の元神社関係者(79)は、大学卒業の報告のため、先月26、27日、同神宮を参拝された愛子内親王の印象を、こう切り出した。昭和から平成の代替わりの時に、即位の報告のため二頭馬車で移動する天皇、皇后を神宮の参道で出迎えた経 ………
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