公取委が怒りに震えるエムスリーの「灰色」子会社/「違反事実は一切ない」と開き直る!

号外速報(1月31日 16:00)

2024年3月号 BUSINESS [号外速報]

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まるで我々への挑戦状ではないか――。一通のプレスリリースが公正取引委員会の内部で大きな波紋を呼んでいる。騒ぎの主は、介護記録ソフト製造販売大手「ロジック」――。同社は昨年12月20日、介護システムの販売をめぐって独占禁止法違反(不公正な取引方法)につながるおそれがあったとして公取委から「注意」を受けた。これを受け、同日、ロジック社はホームページに見解を公表した。そのまま転載したので、とくとご覧いただきたい。これこそが、公取委が怒りに震えるシロモノだった。エムスリーの連結子会社「ロジック」が昨年12月20日に出したプレスリリース

「温情措置」を逆手に取る独自の主張

まずロジック社が何をしたのかを説明しよう。介護サービスの事業者は、利用者に提供する介護サービスの内容を管理するため介護情報の「記録ソフト」を使っている。合わせて介護保険が適用されるサービスを提供した場合、介護報酬を請求する ………

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