「楽観は禁物」藤澤Jトラストのガイア支援

民事再生申請から早や3カ月。スポンサーに名乗りを上げたJトラストは、本当に最終契約を結ぶのか。

2024年2月号 DEEP

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パチンコホール大手のガイアが民事再生手続きを申し立ててから3カ月近くが経つ。この局面で注目されるのはスポンサーに名乗りを上げたJトラストが本当に最終契約を結ぶのか、だ。昨年11月6日付「号外速報」で報じたとおり、ガイア倒産の背後にはメーンバンクの三井住友銀行による周到な創業一族追放計画があった。昨年10月30日、放漫経営に業を煮やした同行は一族保有株に設定していた担保権を実行、意を受けた新経営陣はその日のうちに民事再生申し立てに突き進んだ。そうした中、法的整理に向け重要な要素となったのが、同日中に機関決定された金融グループ、Jトラストによる支援決定だった。じつのところ、Jトラストによる支援は予想されたシナリオだ。ガイアを巡っては2018年夏に内部告発があり、パチンコ台の売買を装った利益水増し疑惑が持ち上がったが、そうした中でもJトラストは相次ぎ資金支援 ………

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