近く医療改革推進協議会が主催するシンポジウムの隠れた目論見は、如何に多くの学生に登壇してもらえるか。彼らの勇姿をご覧いただきたい!
2023年12月号 LIFE
11月25、26の2日間、東京都港区芝の建築会館で「現場からの医療改革推進協議会シンポジウム」が開催される。毎年11月に開かれ、今年で18回目となる。このシンポは、2006年の福島県立大野病院産科医師逮捕事件をきっかけに始まった。私と鈴木寛参議院議員(当時、現東京大学教授、慶應義塾大学教授)が事務局を務め、発起人には舛添要一参議院議員(当時)、仙谷由人衆議院議員(当時)など35人が名を連ねた。本会の目的は、様々な分野の専門家が集まり、議論を深め、行動することだ。これまでに、発足のきっかけとなった医療事故問題をはじめ、医師看護師不足、東日本大震災後の復興など、多くの問題を扱ってきた。政策決定に影響を与えたこともある。現行の医療事故調査制度や、国際医療福祉大学などの医学部新設に繋がった医学部定員増の素案は、この会が中心となり作成したものだ。いずれも当初の厚 ………
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