スクープ! 日大大麻汚染「被疑者は11人」

警視庁の取り調べに初めは突っ張っていた部員も、多くは「カン落ち」。アメフト部の学生寮は、まるで中国のアヘン窟。

2023年11月号 DEEP [能天気な林真理子]

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あれほど騒いだ日本大学アメリカンフットボール部の大麻汚染報道が、ここしばらくおさまり、大学本部も沈黙している。しかしそんな不気味な静けさとは裏腹に、水面下の捜査は熱を帯びている。「警視庁は、去年から大麻の使用がわかっていながら隠ぺいしてきた日大にメンツをつぶされた思いなのでしょう。ここへ来て捜査の本気度がヒシヒシと伝わってきます」日大関係者の一人は戦々恐々としている。

文部科学省から10項目の指導文書

本誌が入手した事務局長会議の議事録さる8月25日に日大本部で開かれた事務局長会議の議事録が手元にある。事務局長会議規程第6条に基づく正式な会議だ。〈(事務局長会議の)現構成員36人、本日の出席者はオンラインによる出席を含め35人であり、本会は有効に成立した〉午後1時、議長の林真理子がそう宣言して会議が始まった。会議には理事長の林をはじめ、学長の酒井健夫、常務理事の村井一吉や和田秀 ………

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