不安だらけ「チョコザップ」をSBI証券が後押し

一気呵成の出店で赤字転落。先行投資期間ゆえの戦略的なものではあるが、本当に大丈夫なのか。

2023年9月号 DEEP

あの「RIZAPグループ」に再び黄信号がともった。昨年9月から社運をかけてコンビニ感覚ジム「chocoZAP(チョコザップ)」の大量出店をはじめた結果、今年3月期決算(国際会計基準)は3期ぶりに営業損益が赤字(▲45億円)となり、最終赤字は▲127億円に拡大。金融機関との借入契約における「財務制限条項」にヒットし、有価証券報告書で「財務に関するリスク」に言及する事態となったのだ。経営不振企業を相次ぎ買収する戦略が19年3月期に破綻し、194億円もの最終赤字を計上したのは記憶に新しい。新規M&Aを凍結して構造改革を進めたところ22年3月期に懸案の「継続企業の前提に関する重要事象」が解消されたばかりだ。今回の財務制限条項抵触を受け、主な取引行からは期限の利益喪失請求権の権利行使をしない方針について了承を得たというが、ある銀行の関係者は「うちはやっと全額回収が終わった。当面融 ………

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