号外速報(8月10日 14:30)
2023年8月号 BUSINESS [号外速報]
「積立王子」の異名を持つセゾン投信の中野晴啓氏が会長兼CEOを退任して2カ月。セゾン投信では解約や積立の停止が止まらない。中野氏が親会社クレディセゾンの絶対的権力者の林野宏会長兼CEO(80)との路線対立をメディアに暴露したため6月の解約額が88億円に膨らみ、容易ならざる事態に陥っている。
火消しに当たるのは中野氏を裏切り、社長の座に栄進した園部鷹博社長兼CEO――。さわかみ投信やドイチェ・アセットマネジメントなどで営業を担当していた同氏は旧知の仲だった中野氏の誘いで2018年10月に入社。20年6月に社長兼COOに昇格した。5月31日に開かれた取締役会で、中野氏の退任決議で園部氏は賛成に回った。中野氏は自らの右腕として園部氏を呼び寄せたが、ものの見事に裏切られた。関係者によると、園部氏は中野氏の退任が報じられると「どうでもいいゴシップ」などと社員に説明 ………
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