「とんだ茶番」自民の大阪府市W擁立劇

森山裕の掛け声虚しく、立民とのまさかの共闘はあえなく瓦解。「乱痴気騒ぎ」内幕。

2023年4月号 DEEP

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自民が維新に一矢報いようと手を組んだ立憲民主との共闘劇は、自民内で「大阪の乱痴気騒ぎ」と呼ばれるお粗末な結果に終わった。3月23日告示、4月9日投開票の大阪府知事・市長ダブル選挙。「自民党情勢調査結果」なるデータが2月下旬、永田町に出回った。▽知事選:吉村40、谷口10、辰巳7▽市長選:横山27、北野11特に驚きはない。永田町の住民も「大方、このデータ通りだろう」と受け取った。吉村洋文知事の再選、松井一郎市長の後継者である横山英幸元府議の市長初当選は固く、維新の大阪支配は揺るがない。「非維新」の結束はあえなく崩壊し、一強維新をさらにアシスト。奈良県知事選、衆院和歌山1区補選では自民が勝手に転んだ。4月、関西一円は維新が制圧することになるだろう。その内幕を紹介する。

ロンブー淳の名前まで

「自民不戦敗」とみられた市長選の流れが変わったのは昨年12月。維新が「予備選挙」で府議や市議 ………

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