岸田政権の「生殺」握る萩生田光一

4月の統一地方選後にも「岸田降ろし」が始まってもおかしくない。主流派と反主流派の真ん中に立つ男はどう動くか。

2023年2月号 POLITICS [吹っ切れた岸田]

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「今年の干支は癸(みずのと)卯(う)です。癸は十干の最後に当たり、1つの物事が収まり、次の物事へ移行する段階を、そして卯は、茂るを意味し、繁殖する、増えることを示すと言われています。この両方を備えた癸卯は、去年までの様々なことに区切りがつき、次の繁栄や成長につながっていくという意味があると言います。私は、本年を昨年の様々な出来事に思いをはせながらも新たな挑戦をする1年にしたいと思います。今、世界、そして日本は、経済についても、国際秩序についても歴史の分岐点を迎えています。政権をお預かりして1年3か月、この時代の大きな転換期にあって、未来の世代に対し、これ以上先送りできない課題に正面から愚直に挑戦し、1つ1つ答えを出していく。それが岸田政権の歴史的役割であると覚悟し、政権運営に臨んでまいりました。(略)昨年に引き続き、本年も覚悟を持って、先送り ………

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