「債務超過」福岡国際空港の惨状

国交省が3度目の支払い猶予。高すぎた買い物のツケに泣く西鉄、九電ら「田舎大名」連合。

2023年2月号 BUSINESS

福岡国際空港は債務超過である。そう聞けば多くの人は驚くだろう。安倍政権下、民営化ビジネスの成功事例と喧伝されたが、実態は火の車である。安部晋三が首相の時代、空港の民営化が進んだ。英サッチャー政権が1980年代に空港民営化に踏み切ったのを皮切りに、先進各国で空港民営化が進んだのに対して、日本は二周も三周も遅れてきた。空港の運営会社は、国土交通省にとっても、日本航空(JAL)や全日本空輸(ANA)などエアラインにとってもおいしい天下り先だったことに加え、空港整備特別会計(いまは「社会資本整備事業特別会計・空港整備勘定」という)のどんぶり勘定によって成り立っていたため、個々の空港ごとの収支意識が育たなかったからだ。空整特会は、航空会社の着陸料収入と航空機燃料税、さらに航空管制の利用料対価である航空援助施設使用料から成り立ってきた。つまりはJAL、ANAなどエ ………

ログイン

オンラインサービスをご利用いただくには会員認証が必要です。
IDとパスワードをご入力のうえ、ログインしてください。

ID(メールアドレス)
パスワード  (半角英数字)
 次回から自動的にログイン

IDを忘れた方はこちら
パスワードを忘れた方はこちら
年間定期購読のお申し込みはこちら