旧統一教会には解散請求しかない

自民党も文化庁もなぜか及び腰。首相が繰り返す「教団と関係を断つ」は本気なのか?

2022年11月号 POLITICS

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安倍晋三元首相射殺事件をきっかけに、一躍注目の的となった世界平和統一家庭連合(旧統一教会)。記者会見などで釈明を続けるものの、逆効果の発言も多く、少なくとも家庭連合という宗教法人は解散させるべきだとの意見が日増しに強まっている。「どうかこの団体を解散させてください」。10月7日、東京・有楽町の日本外国特派員協会でこう訴えたのは、教団の合同結婚式に参加した信者を両親に持ち「祝福2世」と呼ばれる元信者の女性(26)だった。両親は教団に多額の献金を続け、お金がなくなると、女性の職場まで来て無心し、やむなく貸したアルバイト代など約200万円は返済されないまま。6年前に親元を離れ、脱会した。会見では、両親から外国特派員協会に「娘には精神疾患があり、安倍元首相の銃撃事件以降、症状が悪化して多くのうそを言うようになった。会見は中止すべきだ」という内容のファクス ………

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