「♯AV新法の廃止を望みます」運動の狂騒/面倒恐れる立憲民主党は臭いものに蓋/党執行部は責任逃れ

号外真相(8月14日 16:20)

2022年8月号 POLITICS [号外速報]

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8月4日、東京・新橋駅前。6月23日に施行されたばかりの「AV(アダルトビデオ)出演被害防止・救済法」(以下、AV新法)の見直しを求める署名活動が行われた。AV女優たちと並んで街頭に立ったのは、AV新法の施行前日に公示された参院選で立憲民主党の比例代表候補者だった元東京都議。選挙戦では女優やAVプロダクション関係者らを動員して「当事者の意見が反映されていない」などと訴え、新法を批判する論陣を張った人物である。だが、そもそも新法は立民と自民党、公明党、日本維新の会、国民民主党、共産党の6党合意に基づく議員立法で、ほぼ全会一致(反対は参院のNHK党のみ)で成立している。落選後もこうして党の看板で新法への攻撃を続ける元都議は、立民にとっていわば獅子身中の虫だが、AVや性風俗業界を中心に「うるさ型」の支援者が付いているため、面倒を恐れて臭いものに蓋を ………

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