トップが「保身」 立憲民主党に明日はない

1300万票を目標に掲げた比例でわずか677万票。それでも「負け」を認めず、居座る敗軍の将。

2022年8月号 POLITICS

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安倍晋三元首相が非業の死を遂げる中で迎えた参院選は、自民党の圧勝で幕を閉じた。立憲民主党は改選23議席を大きく割り17議席にとどまった。野党第1党として過去最低の議席である。それでも泉健太代表(47)は引き続きその座に居座ろうとしている。「改選前の議席を得た6年前と比べると、支援基盤が大きく分かれるなど、全く違う環境下で選挙を戦わなければならなかった。最善を尽くしたと考えている。結果は重く受け止めながらも、挽回していく余地が十二分にある結果だった」――。投開票日翌日の11日、泉氏は選挙戦を振り返った。「代表には任期があり、その期間中、党をいかに上昇させていくかが責任だ。地方の基盤強化を図り、生活者の方々との対話を強化して、党勢の拡大に努めたい。また、もっと今の時代にあった情報発信の取り組みを強化したい」とも語った。党内での総括が一切ないままで早々に ………

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