悪事の露見避けGメール利用か。創業者・兼元氏への裏金を示唆。もはや真相にフタはできない。
2022年7月号 DEEP
オウケイウェイヴの投資運用資金約50億円が消失した前代未聞のスキャンダルはいまだ余波が収まらない。本誌が5月9日付号外速報で報じたように、預託先の合同会社「Raging Bull」(以下、RB社)からはオウケイウェイヴ社外取締役の廣瀬光伸氏の周辺に少なくとも約3億6千万円が流れ、さらに元会長である兼元謙任氏の個人会社にも2200万円がダミー会社を通じ払われていた。廣瀬氏を巡っては、RB社のエージェントとして紹介手数料を得ていた事実だけでなく、運営そのものに深く関与していた疑いまで浮上している。すでにRB社には運用実態がなく「ポンジスキーム」が行われていたことが判明しているが、事態はもっと複雑かつ深刻だ。廣瀬光伸氏がRB社に出した「営業支援・顧客紹介料」名目の請求書
こうした中、オウケイウェイヴは5月16日付リリースでじつに不可解な見解を示している。RB社からの手数料名 ………
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