「オークローンマーケティングが 厄介な問題を抱えていることは 社内でも殆んど知られていない」(ドコモ関係者)
2022年7月号 BUSINESS
NTTドコモが子会社、通信販売大手の「オークローンマーケティング」(名古屋市東区、ローチ・ロバート・ウォルター社長)の売却に動いている。既にみずほ証券をファイナンシャル・アドバイザーに選び、買い手側と交渉を進めている。実現すれば数百億円規模のM&Aになりそうだが、「オークローンが厄介な経営リスクを抱えていることは、ドコモ社内でもほとんど知られていない」(ドコモ関係者)と打ち明ける。オークローンは、1993年に米国人のロバート・W・ローチと中村氏が共同創業。BSやローカル局で放送されるテレビショッピング番組「ショップジャパン」を製作し、調査会社によると2021年3月期の売上高655億円、当期純利益37億円を上げた。オリジナル商品に特色があり、2004年に発売した「ビリーズブートキャンプ」のDVD販売が150万部を突破する社会現象となった。近年は寝具「トゥルースリーパー」 ………
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