金融庁のタブー「悪質ソニー生命」に遠藤元長官

「天下りの達人」遠藤元長官に臆する 金融庁のダブルスタンダードに批判が渦巻いている。

2022年7月号 BUSINESS

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「過去を顧みず、問題ある商品を販売する姿勢はいかがなものか。経営のあり方として美しくない」——。遠藤俊英氏が金融庁長官だった2019年2月、生命保険業界に放った言葉だ。当時、業界では中小企業の財テクのために保険を使わせる「節税保険」が大流行。日本生命や第一生命など大手も巻き込み、厚顔無恥な競争が盛んとなった。商品認可時にはそれっぽいご託を並べ、実際は節税商材として売る「二枚舌」の業界に、遠藤氏がブチ切れたと話題になった。実は今、この文句が遠藤氏にブーメランのように突き刺さっている。どういうことか。遠藤氏は退官後、たくさんの会社に再就職した。ソニーのシニアアドバイザーを皮切りに、富国生命顧問やリッキービジネスソリューション(地域金融機関向けコンサル)顧問など、その数は10社を優に超える。4月には、IIJのグループ会社でデジタル通貨事業を手掛けるディー ………

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